メインコンテンツまでスキップ

GP50 / GP35L の仕様

MOTOMAN-GP50 と MOTOMAN-GP35L は、YRC1000 と組み合わせる 6 軸の垂直多関節型ロボットです。同じ取扱説明書と保守説明書にまとめられています。GP35L は GP50 のアームを長くした機種で、可搬質量は 35 kg に下がります。可動範囲と保護構造は共通です。

機種形式
GP50YR-1-06VX50-A00(標準)、YR-1-06VX50-D00
GP35LYR-1-06VXL35-A00(標準)

-D00 は減速機・ギヤ部のグリースが違う仕様です(点検・グリース交換を参照)。仕様値は -A00 と同じです。

基本仕様​

項目GP50GP35L
動作形態垂直多関節型同左
自由度66
可搬質量(手首部)50 kg35 kg
可搬質量(U アーム上)10 kg10 kg
位置繰返し精度0.03 mm0.07 mm
本体質量570 kg600 kg
保護構造本体 IP54、手首部 IP67同左
設置方式床置き、天つり、壁掛け、傾斜同左
電源容量4.5 kVA4.5 kVA
適用制御盤YRC1000(ERAR-1000-06VX280-□)同左
等価騒音レベル72 dB 以下72 dB 以下
  • U アーム上に載せられる質量は、手首部の負荷質量によって変わります。
  • 位置繰返し精度は JIS B 8432 準拠の値です(英語版のマニュアルは ISO 9283 を挙げています)。
  • 壁掛けと傾斜で設置すると、S 軸の動作範囲が制限されます。
  • 電源容量はメーカーの測定条件での値で、負荷や動作パターン、サイクルタイムで変わります。
  • 制御盤形式の末尾(□)は仕様によって変わります。

可動範囲と最大速度​

可動範囲は GP50 と GP35L で同じです。最大速度は L 軸だけが違います。

軸可動範囲最大速度(GP50)最大速度(GP35L)
S 軸(旋回)−180° ~ +180°3.14 rad/s(180°/s)3.14 rad/s(180°/s)
L 軸(下腕)−90° ~ +135°3.11 rad/s(178°/s)2.44 rad/s(140°/s)
U 軸(上腕)−80° ~ +206°3.11 rad/s(178°/s)3.11 rad/s(178°/s)
R 軸(手首旋回)−360° ~ +360°4.36 rad/s(250°/s)4.36 rad/s(250°/s)
B 軸(手首振り)−125° ~ +125°4.36 rad/s(250°/s)4.36 rad/s(250°/s)
T 軸(手首回転)−360° ~ +360°6.28 rad/s(360°/s)6.28 rad/s(360°/s)

最大速度は上限値です。実際の速度は負荷、姿勢、動作範囲によって下がります。

手首の許容モーメントと許容慣性モーメント​

軸許容モーメント(GP50)許容モーメント(GP35L)許容慣性モーメント(GP50)許容慣性モーメント(GP35L)
R 軸216 N·m(22 kgf·m)147 N·m(15 kgf·m)28 kg·m²10 kg·m²
B 軸216 N·m(22 kgf·m)147 N·m(15 kgf·m)28 kg·m²10 kg·m²
T 軸147 N·m(15 kgf·m)78 N·m(8 kgf·m)11 kg·m²4 kg·m²

許容慣性モーメントは GD²/4 の値です。ツールを選ぶときは、質量だけでなく重心位置から求めたモーメントと慣性モーメントも、この許容値に収まるか確認してください。

仕様違いのモデル​

防滴仕様(-C00)、食品グリース仕様(GP50 -F00)、オプションのゼロイング機能には専用の補足書があります。違いは GP50 / GP35L の防滴・食品グリース仕様とゼロイング機能 にまとめています。

関連記事​


出典:YASKAWA マニュアル HW1484658(GP50/GP35L 取扱説明書 rev 6)、HW2481410(GP50 取扱説明書 -D00 rev 1)に基づく。HW2481410(-D00)は日本語版のみ。