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SP225H / SP180H ガスバランサのガス圧点検

この機種は、L 軸にかかる負荷を支えるためにガスバランサ(高圧の窒素ガス)を使っています。ガス圧が適切でないまま動かすと、故障や破損の原因になります。

点検周期​

6000 h ごとにガス圧を点検します。

適正ガス圧力は温度で変わる​

ガスバランサの表面温度を測り、次の表の値と比べます。

表面温度 ℃−10−5051015202530354045505560
適正ガス圧力 MPa10.510.811.111.411.611.912.212.412.713.013.213.513.814.114.4

作業の流れ(圧力の確認と調整)​

  1. ロボットを原点姿勢にして、制御盤の電源を切る。
  2. ガス注入口のカバーとプラグを外し、クイックジョイントを差し込む。
  3. ガス充填装置の弁がすべて閉じていることを確認してから、クイックジョイントに充填装置を付ける。
  4. ガスバランサの表面温度を確かめ、圧力を読む。
  5. 表の値になるよう、ガスを抜くか充填する。
  6. クイックジョイントを外し、プラグとカバーを規定トルクで戻して、電源を入れる。

ガス充填装置については、メーカーのサービス部門に相談してください。

安全上の注意​

  • 入れてよいのは窒素ガスだけです。ほかの気体は絶対に入れないでください。
  • 高濃度の窒素ガスの中では窒息のおそれがあります。十分に換気して作業します。
  • 作業の前に、L 軸モータのブレーキが効いていること、または L アームが回らないよう固定されていることを必ず確認する。ブレーキの解放などで L 軸の保持力がなくなると、バランサが伸びて L アームが回り、非常に危険です。
  • 高圧ガスに関する法令や自治体の条例を守ってください。
  • バランサの下部から、シール用のオイルがわずかににじむことがあります。

出典:YASKAWA マニュアル HW1484423 に基づく。