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MH50 II / MH80 II / MPL80 II のグリース補給・交換

DX200 と組み合わせるこれらのハンドリングロボットでは、各軸の減速機にすべてモリホワイト RE No.00 を使います。定期的な補給と、古いグリースを入れ替える交換とで、注入量が異なります。

各軸のグリース量​

軸補給1 回目の補給のみ交換
S520 cc1040 cc約 2600 cc
L250 cc500 cc1650 cc
U140 cc280 cc700 cc
R(MH50 II・MH80 II)700 cc1400 cc3500 cc
R(MH50 II-35)1080 cc2160 cc5400 cc
B・T(共通)300 cc600 cc1500 cc

MPL80 II には R 軸減速機がありません。

作業前の注意​

  • 注入にはグリース専用ポンプを使う。ポンプへのエア供給圧力は 0.3 MPa 以下、注入速度は 8 g/s 以下に設定する。
  • 注入側のホース類は先にグリースで満たし、減速機の中にエアが入らないようにする。
  • プラグを付けたまま注入しない。グリースがモータに入り込んだり、減速機のオイルシールが抜けたりして故障します。
  • 排出口には継ぎ手やホースを付けない。オイルシール抜けの原因になります。
  • 天吊りで設置している場合は、注入口と排出口が逆になります。

作業の流れ(S 軸の例)​

  1. 排出口のプラグを外す。
  2. 注入口のプラグを外し、G ニップル PT1/4 を取り付ける。
  3. 注入口から規定量を注入する。交換の場合は、排出口から古いグリースが出終わり、新しいグリースが出始めたところで終了(色で見分けます)。
  4. 排出口をふさぐ前に、S 軸を数分間動かして余分なグリースを出す。
  5. 排出が終わったことを確認し、出たグリースをふき取ってから、排出口にプラグを付ける(ねじ部にスリーボンド 1206C を塗布、23 N·m)。
  6. 注入口の G ニップルをプラグに戻す(同じくシール剤を塗布、12 N·m)。

グリースが出ている途中でプラグを付けると、グリースがモータ内に入ってしまいます。L 軸・U 軸などは指定の姿勢をとってから作業し、締め付けトルクは軸ごとにマニュアルで確認してください。


出典:YASKAWA マニュアル HW1482733 に基づく。