YRC1000 のバイパスケーブル
マニピュレータの中を通る配線(機内リード)が断線すると、生産ラインが止まってしまいます。バイパスケーブルは、そのようなときの応急処置用のケーブルです。断線したリードを迂回してモータ動力やエンコーダ信号をつなぎ、止まったラインを早く復旧させることを目的としています。
構成
| 品目 | 長さ | 役割 |
|---|---|---|
| バイパスユニット | — | 各ケーブルを中継するユニット |
| モータ動力バイパスケーブル | 10 m | バイパスユニットからモータ動力コネクタへ |
| エンコーダバイパスケーブル | 2 m または 3 m | マルチポートコネクタへつなぐエンコーダ用ケーブル。艤装やジャケットなどで届かない場合は最大長 10 m のものを使う |
| ロボット本体接続ケーブル | 1 m | バイパスユニットからロボット本体へ |
| 装備ケーブル用バイパスケーブル | 10 m | 既存の装備ケーブルへ |
| 外部軸用バイパスケーブル | 10 m | バイパスユニットから既存の外部軸ケーブルへ |
可搬質量 50 kg 以上の中・大型機種向けのバイパスユニットは、2023 年 5 月受注分からエンコーダ電源基板 BOX を内蔵したタイプになっています。接続方法が異なるので、マニュアルの該当項を確認してください。
使用上の注意
- 緊急用です。常用しないでください。
- 接続するときも、ユニットを開け閉めするときも、必ずロボット制御盤の電源を切った状態で行います。
- ユニット内の仮配線の軸と、その軸のモータを取り違えてつなぐと機器を壊すおそれがあります。電源を入れる前に配線を十分に確認してください。
関連記事
出典:YASKAWA マニュアル HW2480059 に基づく。