YRC1000 のセキュリティモード
YRC1000 では、プログラミングペンダントで行える操作の範囲をセキュリティモードで区切っています。上位のモードに上がるほど変更できる項目が増えます。原点位置合わせ、パラメータの変更、日付・時刻の設定といった保守作業の多くは管理モードでなければ行えません。
モードの種類
| モード | 想定する使用者 | できることの例 |
|---|---|---|
| 操作モード | ラインの作業者 | 起動・停止など、日常の基本操作 |
| 編集モード | 教示を行う人 | ジョブの教示・編集、ロボットの各種設定 |
| 管理モード | システムの管理者・保守担当者 | パラメータ、システム時刻、ユーザ ID の変更、原点位置合わせ |
| 安全モード | 安全設定の責任者 | 機能安全など安全関連ファイルの編集 |
| ワンタイム管理モード | サービス担当者 | 特殊な保守作業。メーカーのサービス部門から発行されるコードが必要 |
ユーザ ID のルール
- 編集モード・管理モード:4~16 桁
- 安全モード:9~16 桁
- 使える文字は数字(0~9)と「-」「.」
出荷時のユーザ ID について
本サイトでは出荷時のユーザ ID(パスワード)の値は掲載しません。お手元の正式なマニュアルで確認してください。
- RE-CHO-A114(YRC1000 保守要領書・英語版)p.2-7(PDF 43 ページ)、2.1.1.1 項
- HW1485508(スマートペンダント取扱説明書・日本語版)p.13-9(PDF 544 ページ)、13.4.1 項「セキュリティモードの変更」
出荷時の値のままにしておくと、権限のない人でもパラメータや安全設定を変更できてしまいます。立ち上げ時に必ず変更し、変更後の ID は社内で管理してください。
モードの切り替え方
- メインメニューから 【システム情報】→【セキュリティ】 を選ぶ。
- 切り替えたいモードを選ぶ。
- 上位のモードへ上げるときは、ユーザ ID を入力して[エンタ]で確定する。
下位のモードへ下げるときは、ユーザ ID の入力は不要です。
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出典:YASKAWA マニュアル RE-CHO-A114 および HW1485508 に基づく。