YRC1000 アラームコードの仕組み
異常が起きると、YRC1000 はロボットを停止し、4 桁のアラーム番号、短い名称、そして多くの場合サブコードを表示します。番号の体系を知っておけば、故障の重さとリセット方法がすぐにわかります。
アラームレベルと番号範囲
| 番号範囲 | レベル | 動作 | リセット方法 |
|---|---|---|---|
| 0000~0999 | レベル 0、重故障(起動時・ハードウェア診断) | サーボ電源 OFF | 主電源を切り、原因を取り除いてから再投入 |
| 1000~3999 | レベル 1~3、重故障 | サーボ電源 OFF | 同上(リセット操作は効かない) |
| 4000~8999 | レベル 4~8、軽故障 | ロボット停止 | 原因を取り除き、アラーム画面のリセットまたは外部の「アラームリセット」入力 |
| 9000~9999 | レベル 9、軽故障(I/O・ユーザアラーム) | ロボット停止 | アラームを要求した入力を解除してからリセット |
サブコードの読み方
サブコードは原因を絞り込むための情報です。アラームによって次のような意味があります。
- 異常が発生した軸(S、L、U、R、B、T、外部軸など)
- 基板やチャンネルを示すビットパターン
- 原因・処置表の行を示す番号
一般的な対処の流れ
公式のアラーム一覧は、ほぼすべてのアラームが「原因 → 処置」の形式です。代表的な原因は設定ミス、接続不良、基板やモータの故障、その他です。最後の手段として多くのアラームで次の手順が示されています。
CMOS.BIN を保存し、アラーム履歴と発生時の操作内容を添えてメーカーのサービス窓口に連絡する。
基板交換の前にも CMOS.BIN を保存しておくと、設定を復元できます。
アラーム履歴の確認
過去のアラームは システム情報 → アラーム履歴 で確認でき、発生日時などの詳細画面もあります。間欠的な不具合はまずここを確認しましょう。
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出典:YASKAWA マニュアル RE-CHO-A114 および RE-CER-A600 に基づく。